2023年5月5日(金・子どもの日)、札幌市において「泊原発を再稼働させるな!! 核ゴミを北海道に持ち込ませるな!! 北海道大行進」を開催します。
5月5日こどもの日は、11年前に泊原発が停止した日です。
2011年に福島第一原発事故がおき、たくさんの人々にふかい悲しみと困難を与えました。
その悲しみは今も続いています。
だから私たちは泊原発を再稼働させません!
北海道の自然と産業、子どもたちの未来を守るために、危険な核ゴミを北海道に持ち込ませません!
「泊原発を再稼働させるな!! 核ゴミを北海道に持ち込ませるな!! 北海道大行進」概要
- 日時:2023年5月5日(金・子どもの日) 集合13:00 出発13:30
- 集合場所:札幌市中央区 大通公園西3丁目
主催:泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会(略称 泊・核ゴミNO!道連)
北海道の自然と産業、子どもたちの未来を守ろう!
原子力に依存しない社会を作ろう!
北海道大行進のチラシ
福島第一原発事故から12年。今、
「原子力基本法」が大きく変えられようとしています
原子力に関する諸施策の根拠法となる「原子力基本法」の改正案は「脱炭素社会の実現に向けた電気供給体制の確立を図るための電気事業法等の一部を改正する法律案(GX脱炭素電源法案)という名前で、電気事業法、原子炉等規制法など、重要な法案と一緒に束ね法案とされて国会に提出されます。またパブリックコメントの募集すら行われていません。
さて私たちに何ができるのか……。このページを見てくださったあなたと一緒に、考えていければ嬉しいです。
2023年3月31日
泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会
今国会で「原子力基本法」改正案が通ると…
今国会で「原子力基本法」改正案が通ると……
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原発の活用は「国の責務」であると書き込まれます。
それはつまり国が「原子力は止めない」と宣言することです。
「国は、…原子力発電を電源の選択肢の一つとして活用することによる電気の安定供給の確保、我が国における脱炭素社会の実現に向けた発電事業における非化石エネルギー源の利用の促進及びエネルギーの供給に係る自律性の向上に資することができるよう、必要な措置を講ずる責務を有する」
新設 (国の責務)第二条の二から抜粋
今国会で「原子力基本法」改正案が通ると……
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原発力産業の基盤維持、使用済み核燃料の再処理、
核ゴミの最終処分の円滑で着実な実施など、
原子力推進のための施策が基本法に定められます。
「原子力発電に係る高度な技術の維持及び開発を促進」「人材の育成及び確保」「技術の維持及び開発のために必要な産業基盤を維持」「原子力事業者が…安定的にその事業を行うことができる事業環境を整備」「使用済燃料の再処理等の実施」「最終処分に関する国民の理解を促進するための施策」「文献調査対象地区又は…概要調査地区等をその区域に含む地方公共団体、最終処分に理解と関心を有する地方公共団体その他の関係者に対する関係府省の連携による支援」「その他の最終処分の円滑かつ着実な実施を図るために必要な施策」
新設 (原子力利用に関する基本的施策)第二条の三から抜粋