2024年11月1日、東北電力に対し、女川原発2号機を再稼働させたことに抗議し再停止を強く求める抗議文を提出しました。
2024年11月1日
東北電力
取締役社長 樋口康二郎 様
泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会
代表 市川守弘
私たち北海道民は貴社が女川原発2号機を再稼働させたことに抗議し、
再停止を強く求めます
私たち「泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会」では、様々な分野で活動している約70団体が、北海道の豊かな大地と子供たちの未来を守るためにともに活動しています。私たち北海道民は、貴社が女川原発2号機を再稼働させたことに抗議し、再停止を強く求めます。
2011年の東京電力福島第一原発事故当時、日本全体が驚愕し大きな危機に見舞われましたが、なかでも関東以北の東日本の住民が受けた被害は、精神的にも、経済的にも、深く甚大なものでした。そのことを福島県に隣接する宮城県に本社を置く貴社は、骨身に染みて分かっているはずです。子供をふくむ数十万人という避難者の苦しみ、農業・漁業はもちろん、農漁業を基盤とする加工業、販売業、観光業に従事する人々の苦しみ、子供たちに何を食べさせたらよいかと思い悩む親たちの表現しがたい心情を、あのとき貴社も肌で感じたはずです。そして、いったん事故が起きれば住民避難は困難を極め、牡鹿半島の先端の住民は事実上避難困難であることも、はっきりと実感したはずです。福島第一原発事故以降に再び原発を動かすということは、いったん過酷事故を起こせば、そういう筆舌に尽くしがたい苦しみ・困難が繰り返されると分かっていながら、その道を選択するということです。
女川原発の原子炉は福島第一原発と同じマークⅠ型の沸騰水型軽水炉です。しかも、女川原発は東北地方太平洋沖地震とその後の余震によりはげしく揺さぶられ損傷を受けました。防潮堤を高くしたから、耐震工事をしたから、そのほかいろいろ安全対策を施したから…だから本当に「安全だ」と言い切れるでしょうか? もしも女川原発で事故が起きれば、私たちが暮らす北海道を含む東日本は壊滅的打撃を受けます。一蓮托生なのです。とても他人事ではないのです。
2011年、女川原発は福島第一原発以上の高さの津波を受けながら、ぎりぎりのところで過酷事故をまぬがれました。建設時に津波にそなえて地盤高を高くしてあったためと聞いています。その安全思想が今でも御社の精神に受け継がれているとするならば、女川原発を動かしてはいけないのです。私たち北海道民は、10月29日に貴社が女川原発2号機を再稼働させたことに抗議し、営業運転に移行することなく女川原発を再停止させることを、強く求めます。
以上