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核のゴミ文献調査報告書説明会に行こう! 2024年11月〜2025年2月 道内各地で開催

呼びかけチラシ

 寿都町・神恵内村で行われている高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)最終処分地選定のための「文献調査」の報告書がNUMO (原子力発電環境整備機構)から提出され、全道で説明会が開催されます。
 私たちの住む北海道で、未来の世代の暮らしにかかわる大事な議論が進んでいます。皆さんの疑問点や違和感を直接聞きにでかけませんか? 道民の関心を「説明会への参加」で示すアクションにご一緒ください!

「文献調査報告書の説明会」の開催日程・場所(※NUMO発表より)

寿都町 2024年11月30日(土)14:00~16:30 総合文化センターウィズコム   寿都町居住者対象
神恵内村 2024年12月6日(金) 10:00~12:30  川白ふれあいセンター   神恵内村居住者対象
  2024年12月6日(金) 14:00~16:30 珊内集会所   神恵内村居住者対象
  2024年12月7日(土) 10:00~12:30 赤石集会所   神恵内村居住者対象
  2024年12月7日(土) 14:00~16:30 神恵内村漁村センター   神恵内村居住者対象
倶知安町 2024年12月12日(木) 18:00~20:30 倶知安町公民館 南3条東4丁目2番地2  
札幌市 2024年12月13日(金) 18:00~20:30 サッポロファクトリーホール 中央区北2条東3丁目  
  2024年12月14日(土) 14:00~16:30 アスティホール アスティ45 4F 中央区北4条西5丁目1 オンラインで同時開催(視聴のみ)
留萌市 2025年1月11日(土) 14:00~16:30 留萌産業会館 錦町1丁目1-15  
室蘭市 2025年1月16日(木) 18:00~20:30 室ガス文化センター(室蘭市文化センター) 幸町6番23号  
岩見沢市 2025年1月18日(土) 14:00~16:30 岩見沢広域総合福祉センター 11条西3丁目1番地9  
江差町 2025年1月24日(金) 18:00~20:30 江差町文化会館 小ホール 字茂尻町71番地  
函館市 2025年1月25日(土) 14:00~16:30 函館市民会館 3F小ホール 湯川町1-32-1  
釧路市 2025年1月29日(水) 18:00~20:30 道東経済センタービル 大町1丁目1番1号  
根室市 2025年1月31日(金) 18:00~20:30 根室商工会館 松ヶ枝町2-7  
網走市 2025年2月5日(水) 18:00~20:30 オホーツク・文化交流センター 北2条西3丁目3番地  
旭川市 2025年2月11日(火・祝) 14:00~16:30 道北経済センター 常盤通1丁目2500-22  
浦河町 2025年2月13日(木) 18:00~20:30 浦河町総合文化会館 大通3丁目52番地  
帯広市 2025年2月15日(土) 14:00~16:30 帯広経済センタービル 4F N402+N403 西3条南9丁目23番地  
稚内市 2025年2月19日(水) 18:00~20:30 稚内総合文化センター 中央3丁目13番23号  

参考リンク(説明会を開催する日時及び場所が掲載されているNUMOのサイト内のページ)

調査の状況と対話の記録|NUMO - ニューモ - 原子力発電環境整備機構

文献調査報告書のダウンロード

 NUMOの公式サイトの以下のページで文献調査報告書をダウンロードできます。

 

参考リンク

調査の状況と対話の記録|NUMO - ニューモ - 原子力発電環境整備機構

 

「意見書」も提出しよう!

〆切:2025年3月5日(水) オンラインまたは郵送

 

 NUMOの公式サイトの以下のページから文献調査報告書等に対する意見書を送ることができます。

 

参考リンク

調査の状況と対話の記録|NUMO - ニューモ - 原子力発電環境整備機構

 

説明会で文献調査報告書の疑問点を聞きに行こう! 例えば・・・

Q.条例無視は道民無視では?

 北海道には特定放射性廃棄物をもちこませないことを宣言した条例があり、道知事もこの条例を理由に反対の意思表明をしています。

 それなのに文献調査をはじめたのは道民の意思を無視していることにはなりなせんか。

Q.進め方がおかしくない?

 建設が決まってからでなく、調査受け入れ段階で巨額の交付金が支払われる。

 一人の市町村長の判断だけで、住民合意に時間をかけずに調査を受け入れることができる。

 その結果、住民が大きな苦しみを受ける。こんな進め方、そもそもおかしくないでしょうか。

Q.「対話の場」で“多様な対話”って本当?

 報告書「はじめに」には、寿都・神恵内で開かれた「対話の場」で町民同士の多様な対話が重ねられたとあります。

 でも「対話の場」に出席できるのは20名程、寿都では調査に慎重な専門家の意見を聴く機会が11月までありませんでした。

 「多様な対話」となぜいえるのでしょう。

Q.文献調査で絞り込まれた場所が皆無なのはなぜ?

 2年程度との説明ではじめられた文献調査に3年半もかかりました。

 でも、報告書には文献調査によって概要調査対象から除外された場所は一つもありませんでした。

 安全上の懸念事項がいくつかあると書かれていますが、このような箇所は文献調査段階で除外すべきではないでしょうか。

Q.黒松内低地断層帯線上の地域が除外されていないのはなぜ?

 国の地震調査研究推進本部は、黒松内低地断層帯は長さ約32km以上で、全体が1つの活動区間として活動する場合、マグニチュード7.3程度以上んの地震が発生する可能性があると評価しています。

 経産省の審議会「地層処分技術WG」でも、委員から黒松内低地帯の線上にある地域も海域も含めて除外すべきという意見がだされました。

 安全を考えるなら除外すべき地域を、今回残したのはなぜですか。

Q.磯谷溶岩から半径15km以内を除外しないのはなぜ?

 報告書では「避けるべき基準」を「第四紀火山の活動中心から概ね15km以内」としています。

 寿都町の磯谷溶岩はもともと第四紀火山の可能性が指摘されており、岡村聡氏(道教育大名誉教授)が磯谷溶岩のサンプルを採取し専門機関で年代測定を実施。結果、第四紀火山であるという測定結果を得て、11月16日の日本火山学会で発表しました。

 こうした重大な新知見がありながら報告書の発表に踏み切ったのはなぜですか。

Q.寿都神恵内地域の岩盤はもろくて不均質。処分地として適さない可能性が高いのに調査をすすめるのはなぜ?

 報告書には、寿都・神恵内地域には海底火山が噴火しマグマが海の水で急激に冷やされてできた水冷破砕岩(すいれいはさいがん)を多く含む岩質が広がっていることが記されています。

 水冷破砕岩は「岩相変化が著しく、高い不均質性を有することが想定される」と報告書にもあり、またいちじるしく強度が低く、割れ目も多く、水の通り道となりえることを岡村聡氏(道教育大名誉教授)が指摘しています。

 このような場所で調査を先にすすめようとしているのはなぜですか。

「質問集」もあります

このほかの詳細な質問例を収録した「質問集」もご用意しています!

当会ホームページの以下のお問い合わせ欄からご連絡ください。

 

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チラシ

 核のゴミ文献調査報告書説明会への参加を呼びかけるチラシを用意しましたので、ご利用ください。

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核のゴミ文献調査報告書説明会へ行こう!
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