2025年12月2日、北海道庁において、鈴木直道北海道知事に対し11月28日の道議会において泊原発3号機の再稼働「容認」と受け取られる答弁を行ったことに抗議し、原子力防災などについての説明を道が行わないまま道民の意見を十分に聞くことなく今定例会中に泊3号機の再稼働についての判断を表明することのないよう求める文書を提出しました。
北海道知事に対する抗議・要請文
2025年12月2日
北海道知事 鈴木直道様
泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会
代表 市川守弘
11月28日の道議会において貴職が泊原発3号機の再稼働「容認」と受け取られる答弁を行ったことに抗議します。また、原子力防災などについての説明を道が行わないまま、道民の意見を十分に聞くことなく、今定例会中に泊3号機の再稼働についての判断を表明することのないよう、強く求めます
貴職は11月28日に始まった北海道議会で、泊原発3号機について「原発の活用は当面取り得る現実的な選択」と述べ、再稼働容認と受け取られる答弁を行いました。また、正式な同意判断は12月10日の予算特別委員会知事総括質疑で表明されるのではないかとも報道されています。
私たちは国の「理解要請」から4カ月にも満たない時期に、地元同意、議会での議論、道民への説明と意見の集約、すべてにおいて不十分な中、貴職が「再稼働容認」と受け取られる答弁を行ったことに抗議します。また、報道されているように今定例会中に拙速に同意の判断を行うことの決してないよう強く要請します。
貴職はかねてより再稼働に関しては「道民や道議会、関係自治体の声を踏まえて総合的に判断する」と述べてきました。しかし私たち道民は再稼働に対する意見を聞かれていません。道主催の説明会は開催場所が限られており、周知も不十分で、参加者総数はわずか497人でした。またこれらの説明会は北電、エネ庁などの見解を聞かされる場であり、泊原発の原子力防災についての道からの説明は行われませんでした。道HPの「ご意見投稿フォーム」も周知されておらず、寄せられた意見がどのように扱われたのかも不明です。道民の意識調査も行われていません。これでは道民の意見を聞いたことにはまったくなりません。
このまま知事が再稼働への判断を下せば、道民の不安と不満が長くくすぶります。道民の命、生活、未来を大きく左右する泊3号機の再稼働についての判断を軽々に行わないでください。私たちは原子力防災などについての説明を道が行わないまま、道民の意見を十分に聞くことなく、貴職が今定例会中に泊3号機の再稼働についての判断を表明することのないよう、強く求めます。
以上
参考記事
・2025/11/27 北海道知事に対し道民の意見を十分聞くことなく泊原発の再稼働に意思表明しないよう求める要請書を提出
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