2025年12月10日、鈴木直道北海道知事は予算特別委員会において自民党会派の道議の質問に答える形で泊3号機の再稼働への正式同意を表明しました。
当会は2025年12月15日、北海道知事に対し「泊原子力発電所3号機再稼働同意に対する抗議文」を提出しました。
泊原子力発電所3号機再稼働同意に対する抗議文
2025年12月15日
北海道知事 鈴木直道様
泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会
代表 市川守弘
泊原子力発電所3号機再稼働同意に対する抗議文
貴職は12月10日、予算特別委員会において、自民党会派の道議の質問に答える形で泊3号機の再稼働への正式同意を表明した。
貴職は11月28日に始まった北海道議会で、一人目の質問者である自民党会派の道議の質問に答える形で、泊原発3号機について「原発の活用は当面取り得る現実的な選択」と述べた。それからたった3日間の本会議と2日間の予算特別委員会での質疑において、知事および道職員は、議員の質問にまともに答えることなく、議員からの再三の抗議にもかかわらず「知事の同意判断の考え方」の内容を繰り返し読み上げ続けた。そして12月10日の予算特別委員会において、貴職は今回も一人目の質問者である自民党会派の道議の質問に答える形で、再稼働への正式同意を表明した。そこには原発再稼働という道民の命と生活にかかわる重大事について、真摯に議論するという姿が微塵も見られなかった。議員を軽視することは道民を軽視することである。このような議会軽視の姿勢に対し私たちは抗議する。
泊原発で北電が事故を起こせば、その被害を受けるのは道民である。しかし道は、私たち道民に原発のリスクについて説明することなく、道が責任を持つ原子力防災について、その実効性を含めて説明することもなかった。道民の声を真摯にくみ取り、対話する努力にいたっては全く見ることができなかった。道のHPから道民が送った意見は、読まれたかどうかさえ不明である。私たちは道民の意思がこのように軽んじられたことに抗議する。
私たちは貴職が道議会を軽視し、私たち道民の意思を軽んじて、道民の命と生活と未来にかかわる泊原発3号機の再稼働に同意したことに抗議し、ただちに撤回することを求める。
参考記事
・2025/12/2 北海道知事に対し泊原発の再稼働「容認」と受け取られる答弁に抗議し、今定例会中に泊3号機の再稼働について判断を表明しなよう求める文書を提出
・2025/11/27 北海道知事に対し道民の意見を十分聞くことなく泊原発の再稼働に意思表明しないよう求める要請書を提出